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中庭

平屋

パントリー

玄関土間収納

洗濯機から5歩で洗濯物が干せる

茨城県鹿嶋市

それぞれの時間を大切にする、中庭のある平屋

それぞれの時間を大切にする、中庭のある平屋 画像

それぞれの時間を大切にする、中庭のある平屋

集まる場所と、自分の居場所

マットな黒の外壁に、木目の玄関が映える平屋のお家。
ガルバリウムの横ラインが伸び、屋根の濃い黒色が建物の輪郭を締めて、すっきりと見せています。

敷地の北側には道路を挟んで大きなマンション、東側と南側には2階建ての隣家が建つ立地環境。
室内に光を取り込もうと大きな窓をつけると、どうしても周囲からの視線や日陰が気になってしまいます。
それを解決するために配置したのが「中庭」です。

ご夫婦と娘様、大人3人が暮らすこのお家には、中庭に面した約18帖のLDKと、3人それぞれの個室を設けました。
廊下をできるだけ少なくし、87.70㎡の中に、家族が集まる場所と一人で落ち着ける場所を確保。
脱衣室から中庭へ直接出られる洗濯動線も取り入れています。
一緒に過ごす時間も、それぞれの時間も大切にしながら、毎日の家事にも配慮した3LDKの住まいです。

キッチンに立つ時間にも、中庭の景色を

窓を開けた先に広がる中庭

こちらの敷地の東側と南側には、2階建ての住宅が建っています。
隣家のある方向からの採光だけに頼らず、家の内側から光を取り込めるように設けたのが中庭です。
リビングの床板の木目と、中庭デッキの木を張る方向を揃えることで、窓を開けるとデッキまでリビングが続いているような解放感を演出しました。

キッチン側から見るリビングと中庭

奥様には、左側の視野にあるものを捉えやすい「左視野優位」という特性があります。
そこで、キッチンに立ったときに、自然と視界に中庭の景色が入るよう、左手に中庭を配置しました。
日々の何気ない家事の時間にも、外の景色を感じられ、リラックスと開放感を感じてもらおうと考えました。

キッチンの背面の上部には、吊り戸棚を設けず、飾り棚を取り付けました。
こうすることで、吊り戸棚による圧迫感がなくなり、スッキリしたキッチン周りになりました。

3人それぞれに、落ち着ける部屋を

淡いピンクと明るい床を合わせた個室  深い色の床・壁・天井でまとめた個室

家族が集まるLDKとは別に、一人でゆっくり過ごせる場所もきちんと確保できるよう、隣家との位置関係を考慮して各個室を配置しました。音に敏感な奥様と娘様の部屋は、隣家の生活音や気配を感じにくい北側に設けています。

各部屋は、壁紙だけでなく床の色も変えました。
淡いピンクと明るい床を組み合わせた部屋もあれば、深い色の床と壁、天井でまとめた部屋も。
同じ家の中にありながら、扉を開けた先の雰囲気はそれぞれ異なります。

共有するリビングは明るくすっきりと整え、個室にはご家族一人ひとりの個性に合う色を取り入れる。
家全体を一つの印象に揃えすぎず、3人それぞれが「自分の居場所」と感じられるように考えました。

中庭へ直接出られる、洗濯の動線

脱衣室から中庭へ直接出られる出入口

中庭は、眺めるためだけの場所ではありません。
脱衣室から直接出られるようにし、洗濯物を持って外へ干しに行く動線を極限まで短くしています。
その短さはなんと「5歩」!洗濯機から干場まで「わずか5歩」で行ける最短の洗濯動線を実現しました。

脱衣室には室内干しのバーを設け、ガス衣類乾燥機「乾太くん」も備えました。
外に干す、室内に掛ける、乾燥機を使う。天気や洗濯物に合わせて、乾かし方を選べます。
長い廊下を設ける面積を抑え、その分を実際に使う部屋や収納へ。
コンパクトな平屋の中に、安心して過ごせる空間と負担の少ない家事動線を凝縮しました。

見どころ

外観は、お施主様がお好きな黒で統一。
玄関まわりの木目がアクセントになり、中へ入ると、白を基調としたLDKと中庭の明るさが迎えてくれるお家です。

玄関には、ゴルフバッグや車1台分のタイヤをしまうことを考えた土間収納を設けました。
収納の入口と飾り棚に繰り返したアーチの形が、玄関まわりの表情をやわらげます。しまう場所と飾る場所を、それぞれ用意しています。
玄関から室内を見ると、ガラス製のドア越しにLDK、その先の中庭まで視線が続きます。収納を備えながら、奥にある明るさも感じられる玄関です。

洗面室は脱衣室と分け、どちらかを使っているときも、もう一方を使えるようにしました。
横に広がる大きめの鏡と白いカウンターに、淡いピンクのタイル。ポイントの黒い水栓を合わせています。