施工事例

一緒にいることも、離れていることも、どちらも心地よい

そんな距離感を大切にしたご夫婦の住まいです。

40代で家づくりを考えたおふたりが重視したのは、夢ではなく“現実の暮らしやすさ”。
昼間は同じ職場で時間をともにしているからこそ、家ではそれぞれが自分の時間を楽しめるように。

奥様は、リビングでゆったりとくつろぐ時間を。
ご主人は、心落ち着く畳室で静かに過ごす時間を。
そして、夜はお互いのリズムを大切にするために、寝室を別々に設けました。

「家の中で別々の時間を過ごす」ことを前向きにとらえ、
お互いに心地よい距離感を保つことで、より良い関係を育む。
そんな大人の暮らし方が、この家には息づいています。

Bell’s Worksは、こうしたご夫婦それぞれの想いや暮らし方に寄り添い、
“その人らしい関係”を形にする家づくりを大切にしています。

穏やかに、自分の時間を楽しむためのリビング

リビングで過ごす時間が長い奥様の「好き」をふんだんに取り入れた空間です。
落ち着いたトーンでまとめたインテリアに、やわらかな素材感のソファやラグを合わせ、心からリラックスできる雰囲気に。
窓からの自然光がやさしく差し込み、時間の流れとともに表情を変える光もこの部屋の魅力のひとつです。

キッチン前のカウンターは、コーヒーを淹れてゆっくり過ごしたり、ちょっとした作業をしたりと、暮らしの中で自然に活躍する場所。
同時にご主人と並んで食事をする、大切な時間の場でもあります。
それぞれの時間を尊重しながらも、食事のひとときは自然と隣り合う——。
そんな日常の一コマが、ご夫婦の穏やかな関係を育んでいます。

日常の中に、心がふっと満たされる瞬間を

廊下の先に設けたこのスペースには、奥様の好きなものが並びます。
写真やアクセサリー、香水など——眺めるだけで気持ちがやわらぐ大切なアイテムたち。
通り抜けるだけの場所ではなく、立ち止まって心を整える“とっておきの場所”になっています。

暮らしの中では、機能性だけでなく、こうした小さな心のゆとりも大切。
ベルズワークスでは、無駄を省いた設計を基本としながらも、住む人の心が自然と落ち着く“心理的な余白”をデザインに取り入れています。

畳の上で深呼吸をするように、心を整える時間を

ご主人が希望された、落ち着きある和室。
普段は別に書斎をお持ちですが、この畳の部屋に座ると、どこか懐かしく、心が静かに整っていくのだそうです。

木のぬくもりと畳の香りがやさしく包み込み、自然と姿勢が正されるような凜とした空気が漂うこの空間。
日常の中で、自分をリセットする大切な場所になっています。

ベルズワークスでは、スタイリッシュでモダンなデザインを得意としながらも、こうした“和の趣”を活かした空間づくりにも柔軟に対応しています。
現代の暮らしの中に、心の落ち着きをもたらす——
そんな「和」と「モダン」が調和する家づくりを大切にしています。

日々の何気ない時間が、いちばん心に残る瞬間になるように

朝の光が差し込むリビング、それぞれの時間を過ごしながらも、気づけば自然と集まっているダイニング。

そこには、派手さではなく“心地よさ”を大切にしたご夫婦らしい空気が流れています。

家は、完成した瞬間よりも、
暮らしの中で育っていくもの。

ご家族の想いをカタチにしながら、時間とともに深まる「愛着のある家づくり」を——
これからも大切にしていきます。

見どころ

玄関を開けるとまず目に入るのは、ダークカラーの床材でまとめられた落ち着きのある空間。
外から帰ってきた瞬間に、心がスッと落ち着くような雰囲気に仕上がっています。

キッチン前のカウンターテーブルは、ご夫婦が並んで食事を楽しむお気に入りの場所。
会話をしながら過ごす時間が、何よりのくつろぎになっています。

ご主人の書斎には小窓を設け、リビングとのゆるやかなつながりを演出。
別々の空間にいながらも、ふとした瞬間にお互いの存在を感じられる、温かな工夫を盛り込んだ設計です。

収納計画にもこだわり、季節の小物や生活用品をすっきりとしまえるスペースを確保。
ウォークインクローゼットは大容量で、衣類から小物までしっかりと収まります。
見える場所をスッキリさせるために、収納計画には時間をかけています。

洗面室はゴールドをアクセントにした上品なデザインで、一日の始まりと終わりを気持ちよく過ごせる空間に。
トイレはダウンライトのやわらかな光に包まれ、落ち着いた雰囲気で統一しています。

広々とした脱衣室には部屋干しバーを設け、天候に左右されず快適に洗濯ができる実用性も。
お風呂はあえて窓を設けず、防犯面にも配慮した安心設計になっています。