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家づくりを始めた人が知ってて損はない、地震に強い家2024.02.21

家づくりを始めた人が知ってて損はない、地震に強い家

将来、どんなにこだわって建てた家も、地震で大ダメージをうけてしまって、
全壊したり一部でも壊れてしまうと、その喪失感は計り知れません。
それ以上にその家に住む家族に何かあったら・・・。

残念なことに国が定めている建築基準法を満たした家では、大地震から家族を守り切ることができるとは言い切れないんです。

いつきてもおかしくない大地震に備えてできることは、家づくりを始めた今しかないんです。
建築基準法より地震に強い家。そのさらに上があること。

今回は、家族を守るための地震に強い家についてお話しします。
それではご覧ください。

家の耐震性を高める方法とは

家の耐震性を高める方法はいくつかありますが、とりあえずは次の3つだけ!

① 屋根を軽くする
② 外壁を軽くする
③ 構造計算をした耐震等級3

① 屋根を軽くするとは

屋根に使う屋根材は軽いものにすることです。
屋根材を軽いものにすることで建物の全体的な重量を軽くします。
これは耐震性を向上させるためなのです。

屋根は住宅の重量の多くを占める重要な部分です。
屋根材が重いと、屋根材が軽いのに比べて、
家の重心がかなり高くなります。

重心が高いと地震のときに家全体が激しく揺さぶられ、柱や外壁に負荷がかかってしまいます。
負荷がかかって限界を超えると、 柱が折れたり外壁が割れて倒壊につながります。

ですから、家の重心を低くするために屋根の重量を軽くする必要があるのです。

屋根を軽くするための屋根材

わたしは、ガルバリウムの屋根材をおすすめしています。

ガルバリウムの屋根材

ガルバリウムの屋根材だと地震起こった時、

  • 揺れているときの怖さが軽減:屋根材の中でも最も軽いので、家の揺れが軽減される

  • 揺れたあとの心配が減る:瓦や他の屋根材と違い、金属なので揺れで割れたり屋根から落ちることがほぼない

だから、ガルバリウムの屋根がいいのです。

ガルバリウムの屋根材ついてさらに詳しく書いている記事はコチラ!
耐震性の観点からだけではない、ガルバリウムの屋根材の魅力を紹介しています。
屋根材はガルバリウム鋼板で決まり!2024.01.24屋根材はガルバリウム鋼板で決まり!

② 外壁を軽くするとは

わたしは、ガルバリウムの外壁材をおすすめしています。

外壁材に最も使われているのは、窯業系の外壁材です。タイルやレンガ模様の外壁です。
ガルバリウムの外壁はそれに比べてもかなり軽いです。さらに、耐久性も高い。

そして、見てください。ガルバリウムを外壁にした家のこのオシャレさ。

だからガルバリウムの外壁材がいいのです。

③ 構造計算をした耐震等級3

地震に対してより強くするには、家全体の軽量化に加えて最後の一押しが必要です。
その一押しが「構造計算をした耐震等級3」なのです。

構造計算とは

構造計算とは、建物が地震や風などの自然災害にどのくらい耐えられるかを詳しく計算することです。
すごく難しいので、簡略してご説明します。

家自体の重さ + 人や家財道具の重さ、積雪量など、すべての重さを出します。
地震や台風が起こったときに、そのすべての重さにどのくらいの力が加わるのかを計算します。

そして、その力に対して使われている部材が耐えられるのか、家がどれくらい傾くのか、家の強度のバランスや偏りがないかを調べます。
さらに大地震が起こったとき、家が瞬間的に大きく傾いたときにどれだけ粘り強く耐えることがきでるのかを調べます。

そして、出た結果を基に必要な補強や設計の変更をします。

耐震等級とは

家がどれだけ地震に強いかを示す指標です。
1~3まであり、数字が大きいほど耐震性が高くなります。

  • [耐震等級1]
    建築基準法で定められている最低限の耐震性。一般的な戸建てに多い

  • [耐震等級2]
    耐震性が等級1よりも1.25倍。公共性の高い施設に多い(学校や病院など)

  • [耐震等級3]
    耐震性が等級1よりも1.5倍強い。もっとも高い等級

耐震等級について、さらに詳しく書いている記事はコチラ!
他にも、住宅にかかる地震保険がかなーり安くなる情報も紹介しています!
大地震に備えよう!ベルズワークスの耐震性能は?2024.02.15大地震に備えよう!ベルズワークスの耐震性能は?

構造計算がマスト

通常、家を建てる際には、壁量計算といった建築基準法で定められた簡易な計算が義務付けられています。
これは最低限の基準なので、十分な耐震性を保証していません。

それに対して、構造計算はより厳格に計算され高い耐震性を確保するのに役立ちます。
耐震性の高さは全然違います。

申請に必要な資料として、壁量計算の計算資料はA3用紙で1枚で事足りますが、構造計算はA4用紙で200~300枚は必要です。
この枚数だけでも「なんか全然違う!」ってなんとなくイメージできますね。

「構造計算をしていない耐震等級3」の家は、「構造計算をした耐震等級2」の家に比べて劣ると言われています。
やはり肝心なのは「構造計算」
耐震性の高い家を建てるためには耐震等級3はもちろん、構造計算が不可欠なのです。

最後に

屋根と外壁には軽量な素材であるガルバリウムを使用し、構造計算をした耐震等級3の基準を満たす家を建てることを、わたしは強くおすすめします。

すごく痛ましい出来事であった能登半島地震。
重い屋根材の代表とも言える瓦屋根の建物がいくつも倒壊している映像を目にしました。

大きな地震がきたとき、家族が無事であることを一番に望みます。
家が倒れてしまうと家族が中にいたとき、それが脅かされてしまいます。

地震という抵抗できない大きな力に対して、少しでも心配ごとを減らす。
そんな家を建てていただきたい思いから、地震に強い家を建てる方法をお話しました。

ベルズワークスが建てる家は、屋根と外壁にはガルバリウムを使用しております。
そして、構造計算はもちろん、耐震等級3の基準を満たす家を建てることができます。

ベルズワークスでは無料個別相談を随時実施しています。
いつでもお気軽にお申し込みください。直接の営業(訪問や電話)は行っておりませんので安心してください!!
耐震について気になる方はご相談から。

投稿者:Bell's Works

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