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2024.12.05

工務店がアドバイスするエアコン選び

工務店がアドバイスするエアコン選び 画像

朝晩が寒くなってきた昨今、お家の中で大活躍している家電と言えばエアコン。エアコンて日常生活には欠かせない家電ですが、建てるお家に対して選び方を間違えると性能が発揮できなかったり、電気代が高くなっちゃうことがあるんです。ですので、エアコンの種類やサイズ、機能についてしっかり理解して、お家や部屋に合ったモデルを選ぶことが必要なんです。

今回はエアコンのお話しです。
工務店の視点から、エアコン選びの基本知識やコツを詳しく解説します。
お家を建てるときに必ず考えるエアコンについて、みなさんの助けになればと思います。
それではご覧ください!

エアコン選びの基本知識

自分の生活スタイルやお家に合ったエアコンを選ぶためには、種類や性能、初期費用とランニングコストを総合的に把握することがポイントです。
ここではエアコンの基本情報を分かりやすくお話しします。

エアコンの種類と特徴

エアコンの種類を選ぶときは、その特徴をしっかり理解しておくことが重要です。
家庭用エアコンには主に壁掛型、床置型、天井埋込型の3つがあります。

この3つの中でエアコンと言えば壁掛型。設置が容易でコストも比較的安価です。
このタイプは、どんな間取りに適応しやすく、機能性と価格のバランスが優れています。
標準的なリビングルームに向いています。設置が簡単でコストも安価。

冷暖房能力の重要性

冷暖房能力はエアコン選びで最重要なポイントの一つですね。
お家の間取りに合う適切な能力のエアコンを選ばないと、部屋全体を快適な温度に保つのが難しくなるんです。
冷暖房能力が低すぎると、部屋の温度調整に時間がかかってエネルギーを無駄に使ってしまいますし、逆に高すぎると無駄な電力消費が発生することもあります。

極端な話をすると、広いリビングに小型のエアコンを設置すると、冷暖房が行き届かなくて快適にとはいかないですよね。
部屋の広さに適さないエアコンは冷暖房効率を下げ、エアコン自体の寿命にも影響することになります。

省エネ性能と電気代節約のポイント

省エネ性能が高いエアコンは、なんといっても電気代の節約になります。
消費電力が少ないエアコンを使うと、毎月の電気代が抑えられるし、長期的にはかなりの節約になることもあるです。
また、APF(通年エネルギー消費効率)値が高いほど、冷暖房時の消費電力が少なくて済むから、最新のエアコンを選ぶのがオススメです。

エアコンについている省エネ機能を使うことも電力消費を抑えるポイントで、エコ運転モードや人感センサーを活用すれば、必要なときだけ効率的に運転できます。
誰もいないときは自動で運転を停止したり、夜にはタイマー設定を使ったりすることで、さらなる節電効果になります。

エアコンを選ぶ前に確認しておくことは?

エアコンを買うときは、性能や価格だけじゃなく、設置スペースや家庭の電源状況も考える必要があります。
事前確認が大事なんです。

室内機の設置スペースを確認しましょう

エアコンの種類や機種によって設置条件が異なるから、十分な空間と適切な位置を確保する必要があるんです。
というのは、エアコンの効率に関係があるからです。
設置場所の近くに高い家具があったりすると、風の流れが妨げられて冷暖房効果が薄れてしまうので事前に考えておいたほうがいいですね。

コンセントの形状と電圧を確認しましょう

自宅のコンセントの形状と電圧がエアコンの仕様に合っているか確認することが重要です。
たいていのお家は100Vコンセントが一般的ですが、一部のエアコンでは専用の200Vコンセント対応のものがあります。
この場合、配線の改修工事や電気の契約アンペアの切り替えが必要となることがあるので追加の費用や手間がかかることになります。
その場合は、工務店に相談してくれればあらかじめ配線方式も対応のものにしてくれます。

室外機の設置スペースを確認しましょう

設置スペースが狭すぎたり、通気性が確保されていない場所では、室外機が効率的に熱を放出できず、結果的にエアコンの性能が低下してしまいます。
最悪の場合、運転効率が悪化し、部屋が適温にならなかったり、エアコンが故障する原因になる可能性があります。
ですので、室外機を設置する前には、周囲の環境やスペースに問題がないかをしっかり確認することが大切です。

部屋のサイズに合ったエアコンの基準

エアコンの性能を最大限に引き出すためには、部屋のサイズに合った選び方が重要なんです。
適切に選べば、冷暖房効率が良くなって、快適で経済的な空間が作れるんです。
部屋の広さだけでなく、天井の高さや窓の大きさ、環境の影響も重要な要素です。

部屋の広さと適切な冷暖房能力の目安

広さに対して冷暖房能力が不足していると、部屋全体を快適な温度にするのに時間がかかって、期待した効果が発揮しにくいです。
逆に、必要以上に高い能力のエアコンを選ぶと、消費電力が増えて電気代が無駄に高くなるリスクがあります。

例えば、標準的な環境で8畳の部屋には2.2kWから2.5kW程度の冷暖房能力が推奨されているし、16畳くらいの広いリビングでは4.0kWから5.6kWが目安です。
住宅の断熱性や部屋の構造によっても異なるから、事前の確認が必要です。省エネ性能の高いモデルを選ぶことで、年間の電気代を大きく抑えられることもあります。

天井の高さを考慮した選び方

天井が高い部屋では、暖かい空気が上部にたまりやすいため、冷暖房の効率が落ちやすくなります。
この場合、効率的に空気を循環させる性能を備えたエアコンを選ぶことがポイントとなります。
例えば、エアコンの風を床面付近まで届ける強い力を持つ機種などいいですね。

地域の気候条件や日当たりの影響

地域の気候条件も重要です。寒冷地や高温多湿地域では、それぞれ異なる特性を持ったエアコンが必要になるんです。
北海道のように冬が厳しい地域では暖房能力を重視したエアコンが求められるし、沖縄のように暑さと湿度が高いところでは、強力な冷房能力と除湿機能を兼ね備えたモデルが必要です。

また、日当たりの良さもエアコン性能に影響を与えるポイントで、南向きの部屋や窓が多い部屋では日中の室温が上がりやすいから、冷房能力の高いエアコンが求められるんです。
特にリビングでは、日差しが室温を上げるから強力な冷房が必要になることがあるよ。
一方で、北向きの部屋や地下室では冷房の必要性が低くなる場合もあるから、除湿機能に注目したエアコンを選ぶと効果的です。
部屋の日当たりや特徴をチェックして、それに合ったエアコンを選ぶことが快適な室内環境を実現するポイントになるよ。

エアコンの便利な機能と性能

最近のエアコンは、冷暖房機能だけじゃなく、自動掃除や空気清浄、AIによる運転管理など、いろんな便利な機能がついていて、その性能もかなり向上してるんです。
これらの機能をうまく活用すれば、快適な生活が実現できますよ。

自動掃除機能のメリット

自動掃除機能は、エアコンの手入れを簡単にしてくれるから、日々快適で清潔な空気環境を維持するのに大いに役立つんです。
エアコンのフィルターにはほこりや汚れが溜まりやすいので、定期的な清掃が必要だけど、長い期間そのままにしておくと冷暖房効率が低下して、運転コストが増えたり、室内環境にも悪影響を及ぼす可能性がでてきます。
そこで、自動掃除機能があるエアコンだと、フィルター清掃を自動で行ってくれるのでこまめな掃除が省けます。

さらに、この機能によってアレルギーの原因となるほこりやカビを防ぐことにもなります。
エアコンは使用しているときは常に水分が発生します。エアコンのホコリをそのままにしておくと、ホコリがエアコンの水分を含んでカビが発生してしまいます。
自動掃除機能でホコリを常に取り除くことでこれを防ぐということです。
特に小さなお子様や高齢者がいる家庭にはおすすめですね。
また、エアコン自体を少しでもきれいに保つことでエアコンの寿命も延び、長期間快適に使えるという利点もあるんです。

スマートフォン連動やAI機能の活用

スマートフォンとの連動やAI機能を活用することで、エアコンの操作性や利便性が大幅に向上します。
リモコンを持ち歩く必要がなくなり、外出先からでも室温の調整や運転モードの変更ができるんです。
例えば、あと少しでお家に着くタイミングでスマートフォンでエアコンを操作しておけば、家に着いたときにはちょうどいい室温になっている。
なんてこともできます。

忙しい現代人にとって、手間を減らせるのは大きなメリットです。
AI機能を搭載したエアコンは、利用者の生活リズムや部屋の状況を学習して、自動で最適な温度や風量を設定してくれるんです。
就寝時に適した温度に調整したり、外気温や日射条件に応じて運転モードを選んでくれたりと細かい管理が可能になります。

静音性やデザイン性のポイント

騒音が少ないエアコンを選ぶことで、寝室やリビングルームで静かに過ごせる環境が整い、騒音によるストレスも軽減できるんです。
特に赤ちゃんがいる家庭では、静音性が高いエアコンはいいかもしれないですね。

また、エアコンのデザイン性も重要で、部屋との調和を考える上で欠かせません。
エアコンは実用的な家電だけじゃなく、インテリアの一部でもあるから、そのデザインが部屋全体の雰囲気に大きく影響します。
例えば、スリムでおしゃれなデザインやカラーバリエーションが豊富なモデルを選ぶことで、部屋の内装に自然と溶け込み、天井と一体感を演出できます。
モダンデザインの部屋にはシンプルな白色のエアコンが人気で、インテリアを引き立てながら快適性を維持する選択肢として支持されています。
静音性とデザイン性のどちらにも優れたエアコンを選ぶことで、実用性だけでなく快適さと心地よさ、さらにはインテリアとしての美しさを同時に手に入れることができます。

エアコンのサイズ選びを間違えないための4つの注意点

エアコンのサイズ選びを誤ると、冷暖房効率が悪化して快適性を損なうことになるから、ここではサイズ選びの注意点を4つ紹介するね。

注意点1 エアコンのサイズ表記を間違えない!

サイズ表記が実際の冷暖房能力を示し、適切なパフォーマンスを得るために欠かせないです。
サイズ表記を誤解してエアコンを選んでしまうと、快適な室温を保てなかったり、無駄な電気代がかかることがあります。

例えば、6畳用と記載されたエアコンがすべての6畳の部屋で最適な性能を提供するわけではありません。
部屋の環境や使用頻度、建物の断熱性、天井の高さ、窓の大きさなどの条件次第では、実際に必要な性能が変わる場合があります。
この際、表記上の畳数だけで選んでしまうと、冷暖房に無理が生じ、効率が低下するだけでなく、故障のリスクを高める可能性もあるのです。
そのため、エアコン購入時は単に畳数表記に頼るのではなく、実際にエアコンが使用される空間条件や建物の特徴を知っておくといいんです。

正確なサイズ表記と問題なく稼働できる条件をしっかり確認することで、快適な室温を実現するだけでなく、エネルギー効率の良い機器を選ぶことができます。
これにより電気代の節約にも繋がりますよ。

注意点2 部屋や建物の条件を考慮する!

建物の断熱性能や部屋の向き、窓の数や大きさによって、適切な冷暖房能力が異なります。
例えば、南向きの部屋は日当たりが良いから、高い冷房能力が求められるし、北向きの部屋では暖房性能を特に重視する必要があるよ。

注意点3 リビングキッチンは例外と考えて!

リビングキッチンがある部屋は他の部屋とは違うので、特別な配慮が必要な空間なんです。
広い空間であることが多いリビングキッチンでは、エアコンが冷暖房能力を発揮するための条件が通常の部屋とは異なるんです。
南向きの部屋は日当たりが良いため、夏場の冷房効率が求められます。
そのため、高い冷房能力を持つエアコンが必要になることが一般的です。

一方で、北向きの部屋は寒さを意識する必要があるため、暖房性能を特に重視する必要があります。
また、窓が多い部屋では外気との交差が増えるため、断熱性能が低くなりやすく、その分効率的な冷暖房を発揮するエアコンを選ぶことが求められます。

注意点4 暖房に使うならエアコンに余裕を!

特に冬季は外気温が低下しやすく、エアコンの運転効率も下がるため、計算上適正とされる能力だけでは十分な暖房効果を得られないことがあります。
寒冷地で使用する際には部屋の広さが適正能力で6畳用のエアコンが推奨される場合でも、実際には外気温の低さを反映し、8畳から10畳対応のエアコンを選ぶ方が安定した暖房性能を発揮できると言えますね。
このように環境によって最低限の基準を上回る選定を行うことが、実際の利用における快適性を確保するコツです。
さらに寒冷地ではなくても、真冬の寒暖差が大きい地域では想定以上の温度低下が起こることがあり、それに対応した余裕あるモデルが推奨されます。

失敗しないエアコン購入のためのコツ

エアコンの購入は、住まいの快適性に大きく影響する重要な選択なので、慎重に進めたいですよね。
セールやキャンペーンを上手に活用したり、信頼できるメーカーを選び、設置工事やアフターサービスを確認することで、満足度の高い購入が可能になります。

シーズンのセールやキャンペーンを利用

エアコンを購入するなら、シーズンのセールやキャンペーンを活用するのが効果的です。
この時期は通常価格よりもお得な割引が適用されることが多く、追加の特典が付くこともあるので見逃せません。
特に夏の終わりや冬の始まり、ボーナスシーズンなどが狙い目です。
多くの店舗が在庫の入れ替えを目的に、大幅な値引きを行うことがあるので、事前に情報収集をしておくといいですね。

わたしのおすすめは、電気店の担当店員に聞くです。
そのお店の独自のキャンペーンやこの時期は次のモデルに向けて前のモデルの値段が下がるよなど
けっこう細かく教えてくれます。(体験者は語る)

信頼できるメーカーと保証内容の確認

信頼できるメーカーのエアコンを選ぶと、長期間安心して使えるよ。
信頼性の高いメーカーは製品の耐久性や品質が高く、故障のリスクも低いから、メンテナンスの頻度も少なくて済むんです。
また、アフターサービスが充実している場合も多く、もしトラブルが発生してもスムーズに対応してもらえるメリットがあります。

エアコンの保証内容も慎重に確認しましょう。
保証が充実していると、購入後の故障や不具合に対する負担を減らせます。
特に保証期間や適用範囲が重要で、これによって将来のメンテナンスコストが大きく変わることがあるんです。
保証期間が5年ある製品だと、期間内の修理費用が無料になることが一般的です。
ですが、保証範囲が狭いと設置や使用方法による故障が対象外になることもあるのでしっかり確認しておく必要がありますよ。

設置工事やアフターサービスの注意点

適切な方法で取り付けが行われない場合、冷暖房効率の低下や予期せぬトラブルが発生する可能性があります。
配管の接続不良によって水漏れが発生し、床材を傷つけるケースや、室外機が不安定な場所に設置され、過剰な振動や騒音問題に繋がる例があります。
このような事態を避けるためにも、信頼できる業者へ品質の高い設置を依頼してください。

また、エアコン購入時には、アフターサービスや保証内容を確認することが必要不可欠です。
施工後にどうしても故障や不具合が起こる場合があるため、その際に適切な対応を受けられるかどうかが大事なポイントです。

例えば、一部メーカーでは購入後5年間の無償修理保証を提供していますが、保証書を紛失していたゆえに有償対応となってしまったケースも報告されています。
このようなトラブルを防ぐためにも、保証期間や修理サポートの内容を把握しておきましょう。
事前に保証内容とアフターサポートを確認することで、万一の際にもスムーズに対応でき、安心できますね。

最後に

一年のほとんどでエアコンを使っています。ということは、快適に過ごすにはエアコンの性能も必須ということになります。
今回お話したことをエアコン選びのときに参考にしていただければ嬉しいです。
そして、エアコンの性能を生かすも殺すもお家の性能ありきなんですね。
そのお家の性能というのが気密性や断熱性です。ベルズワークスが建てる家は気密性や断熱性に関しても、そこらの工務店とはちょっと違います。
エアコンが出す快適な温度をしっかりと逃さないで保持できるお家を建てています。

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ベルズワークスでは、資料請求してくれたからといって、直接の営業(訪問や電話)は行っておりませんので安心してください!

投稿者:悠木 櫂