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電気代が高いと感じる方へ!工務店が教える5つのエアコン節約術2023.11.02

電気代が高いと感じる方へ!工務店が教える5つのエアコン節約術

近年、電気代の高騰が多くの家庭にとって家計を苦しめていますよね!
うちもそうです。
毎月ドキドキしながら電気代の明細を確認しています。
光熱費を抑えながら快適な生活を送るためには、電気代の節約が欠かせません。

以前断熱の話をしましたが、断熱の質を高めると電気代が節約できるのは間違いないです。
熱を外に逃がしにくくするので、室内の温度が保たれ、その分エアコンも頻繁に運転しなくていいので電気代が上がらないというお話です。
夏でも冬でも快適に過ごす「断熱」の重要なお話!2023.10.19夏でも冬でも快適に過ごす「断熱」の重要なお話!

ただしこの場合だと家を既に建ててしまった人では節約できませんよね。
そこで今回は、家を既に建ててる人や、アパート・マンション暮らしの人でもできる、エアコンにまつわる電気代の5つの節約術を紹介したいと思います。

エアコンの使い方を工夫しよう

エアコンは電力消費が大きい家電の一つなので、うまく使わないと電気代がかなり高くなってしまいます。
そこで、電気代を無駄に上げない使い方を説明しますので、今日からすぐに実践してみましょう。

温度を変えるなら風量を上げる

以下のどちらが電気代が上がると思いますか?

  1. 温度を1度上げて(夏場は下げて)、風量はそのまま
  2. 風量を強めて、温度はそのまま

答えは1の「温度を1度上げて(夏場は下げて)、風量はそのまま」です!
風量が上がると吹き出し音が大きくなるので電気代が高くなりそうなイメージがありますが、実際は逆で温度を上げる(夏場は下げる)方が風量を強めるよりも電気代は高くなります。
したがって、温度を上げる(夏場は下げる)よりも、風量でコントロールした方が節約になるという事です。
ぜひ実践してみてください。

除湿(ドライ)は温度を下げる目的で使わない

除湿(ドライ)も温度設定ができることから、湿度の高い夏場に除湿にして温度を下げて使う人がいるようです。
しかし、温度を下げる目的で除湿を使ってしまうと、電気代が上がってしまいます。
温度を下げるなら素直に冷房を使いましょう。

冷房より弱めでなんとなく除湿の方が安上がりな感じはします。
「冷房かける程じゃないけど除湿して温度を下げよう」という感じでつけてしまう場合が多いと思うんですが、除湿は冷房に比べて電気代が高くなる場合がほとんどです。
もちろん機種によっても変わる場合がありますが、一般的には除湿の方が電気代は高くなります。

では除湿はどんな時に使うのが適切なのか?
それは、
洗濯物を室内干ししていて早く乾かしたい時や、梅雨時期の湿気取りです。
それなら湿度を下げる目的として正しいので。

冷房でも空気中の水分を室外に放出し除湿ができるので、なんとなく除湿にして高い電気代を払うのはもったいないです!
用途にあった使い方をするよう心がけましょう。

フィルターをこまめに掃除しよう

エアコンは室内の空気を吸って、温度を変えて室内に戻すという作業を繰り返しています。
空気はフィルターを通ってエアコン内に取り込まれるので、そのフィルターに目詰まりがあると同じ空気量を吸い込むのに余計なエネルギーを使うことになります。
その結果、電気代が上がるという事になります。
エアコンメーカーであるダイキンの実験によると、1年間フィルター掃除をしていないエアコンは電気代が25%も余計にかかったそうです。

出典元サイト:ダイキン エアコン掃除の困りごとと対処法

では、どのぐらいの頻度で掃除をしたらいいのかと言うと、
2週間に1度です!
2週間に1度フィルターの掃除をすることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になるそうです。

ENECHANGEのアンケートによると、掃除の頻度は「半年に1度」が28%と一番多く、その次が「1ヶ月に1回」が25%だそうです。
ちなみに「2週間に1度」は7%と少数だったそうです。
頻度の高いフィルター掃除は面倒ですが、2週間に1度の掃除を心がけることで節電になるので頑張りましょう!

電気代を節約できるエアコンを選びましょう

新しいエアコンは省エネタイプのものがほとんどです。
10年、20年前のものに比べると電気代の差は歴然です。
僕のうちでも、エアコンと冷蔵庫を変えたら電気代が月に3,000~5,000円ほど下がりました。
多い時だと冬に3万円台まで上がってた電気代が、現在では2万円台に落ち着きました。
ちなみに洗濯機も10年以上前のものから変えて、水道代が1,000~2,000円ほど下がりました。
省エネ技術はどんどん上がっているので、思い切って変えてしまうのも一つの手ですね。

また電気代を抑えるだけでなく、エネルギーの無駄を減らし、環境への負荷を軽減する一石二鳥の方法です。
低消費電力の製品は、電気代の節約と地球環境の保護に貢献できる優れた選択肢です。

サーキュレーターを併用しよう

サーキュレーター

冷暖房だけでは室内の上部と下部とで温度差ができてしまいます。
冷えてるはずなのになんか暑いとか、温度を高く設定してるのになかなか暖まらないという現象は、その温度差から来ているかもしれません。

エアコンは室温が設定した温度に達したら、運転を緩めます。
室内の温度を感知するセンサーは多くの場合エアコン内部にあるので、必然的にエアコンがある位置の温度を計測します。
冷たい空気は下に溜まるので室内は足元が冷えて、頭上は温かいという状況になります。

室内の温度差

エアコンは天井近くに設置されているので、天井近くの空気が設定温度に達するまでは頑張って冷たい風を吹き出し続けます。
当然、エアコンが頑張って動き続ける以上、電気代は上がり続けます。
そこでサーキュレーターを使い室内の温度を循環させると、室内の温度が均一になります。
室内の上部もそれにより温度が下がっていくので、設定温度になればエアコンは運転をゆるめます。
サーキュレーターを使っていない時よりも、使っている方が早く設定温度に達するので、その分余計な電力を使わずにすむことになります。
これは主に夏場の話です。

電気代においては特に夏場に効果を期待できるサーキュレーターですが、もちろん冬場でも積極的に使いましょう。
冬場は暖かい空気が天井に上がっていくので、足元が冷えた状態となります。
頭と足とで温度差が生じるので、体調を崩す原因となります。
特に末端冷え性の方はずっと足が冷えた状態となりますので、サーキュレーターを使い部屋に温度差がない状態にしてあげましょう。
また、空気が循環するのでカビが生えにくくなるといった効果も期待できますので!

まとめ

今回はエアコンの電気代を下げる節約術をお伝えしました!
エアコンは電化製品の中でも消費電力量が高いものなので、うまく使わないと電気代が上がるばかりです。
高いからと諦めてしまうのではなく様々な方法を試し、ご家庭にあった節約方法を実践していただければと思います。

今回はエアコンにおける電気代を節約する5つの方法をお伝えしましたが、他には太陽光パネルという選択肢もあります。
太陽光パネルも奥が深いものなので、気になる方は是非ご相談ください。
ベルズワークスでは太陽光パネルのご提案もしておりますので、お気軽にどうぞ!

投稿者:朝倉蓮

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