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まさか自分が家を失う事になるなんて…。2023.09.28

まさか自分が家を失う事になるなんて…。

「まさか自分が家を失うことになるなんて…」
家を建てる前は、誰もがそう思ってますよね!

しかし現実は悲しいもので、住宅の仕事をしているとたまに耳にする事があるんです。
講談社が運営する「現代ビジネス」の5/7(2022年)の記事に、以下の内容が出ていたのでご紹介します。

4900万の住宅ローンを組んだ30代夫婦、“まさか”の事態で「夢の戸建て」を手放したワケ

時間がある場合は是非読んでみて下さい。
以下は簡単な要約です。

  • ペアローンで4900万円の住宅ローンを組んだ
  • 子供ができるも病気がちで妻の職場復帰が2年遅れた
  • 妻の収入をカバーするため夫が副業を始める
  • 本業、副業の無理がたたって夫が「うつ病」に
  • 妻は仕事に復帰したものの、夫はなかなか思うように働けない
  • 最終的に家を手放した

悲しい話ですがこれを受けて、今日は住宅ローンにまつわる大切な家族の未来のお金についてお話したいと思います。

ペアローンについて

ペアローンとは、1つの物件(土地・建物)に対して夫と妻がそれぞれでローンを組む方法です。
借入額が大きくなり夫だけではローンが組めない場合に、夫と妻の収入から算出したそれぞれのローン額を足して購入できるものです。
住宅ローン控除もそれぞれでできるなどのメリットもあるんですが、一番のデメリットは毎月の返済額が大きくなるという事です。
今回の例でいうと、夫か妻のどちらかの収入が減ってしまうと、たちまち生活を圧迫する事になります。
返済できなくなれば、家を手放さなければいけません!

出産、育児、仕事、体

私はいつも言ってますが、人生は何が起こるかなんて誰にも分かりません!
その人の体調なんていつどうなるか分からないですし、コロナなんかもそうですよね。
コロナ前までは、これほどまでにウィルスが猛威をふるうなんて思ってもみませんでした。
そんなの映画内だけの話で、今の医療ならすぐになんとかなるって思ってました。
したがって、何が起こるかなんて誰にも分からないという事です。

ここで一番大切な事は、家族の生活の質を落とすほど無理な金額のローンは組まないという事です。
今回の記事がその悪い例です。

住宅ローンを払いつつ、今の生活の質を落とさず、たまには少し贅沢して、貯金もできる生活を目指して下さい。
その為にも、家はシンプルでいいと思っています!

家の役割

家が主役なのではなく、そこに暮らす家族が主役です。
「家族が幸せで、笑顔で過ごせる」
これが一番です!

『家は家族を守る』のが役割です。
決して家族を苦しめる存在になってはいけません。
その生活を応援するためにも、私はシンプルだけどカッコいい家を作っています!

シンプルなデザインにすると家は劇的によくなります!
例えば廊下。
廊下を作るのに1㎡あたり約15万円かかります。
ただ通るだけの廊下に15万円ですよ!
廊下をなくしてリビングに足せばリビングは広くなりますし、必要なければその分コストカットにもなります。
逆のようですが、シンプルにすれば選択肢は広がるんです。

それでもあなたは廊下が欲しいと思いますか❓

工務店と話し合いましょう

家を手放さなくてもいいように、工務店としっかり話し合いましょう。
家づくりは、そこに住まわれるご家族の今後の人生設計を取り入れないと、絶対いい家にはなりません。
デザイン先行で家を建ててしまうと、老後に苦労する事にもなりかねません。

例えば子供部屋ですが、いつかは子どもたちも巣立っていきます。
その後の子供部屋がただの物置になるのであれば、それはいい家とは言えません。
物置にそれほどお金をかける必要はありませんので。
であればどうするのかを工務店としっかり話すことで、きっと答えは見つかるはずです。
ベルズワークスでは、しっかりと話し合って進めていきますので、無駄のないお家を建てています。

家づくりに関して、住宅ローンに関して、土地に関してなど、話してみたいなという方はお気軽に以下からご相談下さい。
ご家族だけで悩まないようにして下さいね!

ちなみに、土地を見つける前に工務店に相談した方がいいですよ。
土地選びは工務店に相談した方が、無駄なお金を払わなくていいので!
詳しくお聞きになりたい方は、ぜひご相談ください。

まとめ

ペアローンで家を手放したご家族のお話でしたが、それは何が原因だったのか?

その原因の一つとして、良い工務店やハウスメーカーに巡り合わなかったのではないかと思います。
工務店やハウスメーカーは家づくりのプロであると同時に、住宅ローンに関わる施主様のその後の生活までを考えるプロであるべきと私は思っています。
どんなに豪華で立派なお家を建てたとしても、施主様が後々家を手放さなくてはならないほど生活に困窮してしまった場合、工務店としては失格です。
施主様ご家族の、その後の生活までを落とし込んで設計する。
それこそが設計者のあるべき姿だと思っています。

もう一つの原因として、工務店やハウスメーカーの言うことを全く聞かなかったのではないかという可能性です。
家づくりのプロの言うことを全く聞き入れない施主様は、このような自体に陥る可能性が高いです。
マイホームに夢を抱くのは大歓迎で、夢を形にするお手伝いをいたしますが、こちらからアドバイスも沢山させていただきます。
アドバイスの内容としては、間取り、家具の配置、住宅ローン、土地、外観、内装、断熱、外構、照明など多岐にわたります。
それらを無視して、自分たちがやりたい事を詰め込み、予算をオーバーして借り入れしてしまうと冒頭のような悪夢を見る可能性があります。
本当にそこに幸せはありますか?
家を手放さなくてはならない未来は幸せですか?

そのためにも工務店と色々なお話をしましょう!
家づくりの事だけじゃなく、趣味の話、お仕事の話、お子様の話、教育の話、老後の話、ご家族の話…その中で設計は生まれていきますので。
ぜひ良い工務店やハウスメーカーを見つけてくださいね!

投稿者:朝倉蓮

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