昨日は2回も地震が起こりました。
みなさんは大丈夫でしたか?
昨日の今日なので、また地震がおこらないかドキドキしながら
このブログを書いています。
家づくりを始めた人がこのブログを読んで、
地震に強い家を建ててもらえたらと、ますます強い思いが出てきました!
前回から始まりました、家の耐震性を高める方法3つのポイント。
前回は、「①屋根をできるだけ軽くする」
屋根を軽くすれば、揺れているときの怖さが軽減、揺れたあとの心配が減る。
だから、この屋根材をおすすめしますといった内容でした。
まだの方は、ぜひ合わせて読んでください
家づくりを始めた人が知ってて損はない、地震に強い家 Part 1
続けて、今回は「② 外壁を軽くする」をお話しします。
外壁を軽くするとは
軽い外壁材を選ぶことです。
外壁も屋根と同じく、家の面積の大部分を占めています。
そのため、外壁材が重いと家全体の重量も一気に重くなります。
地震で横に揺れる大きさは、家の重量に比例します。
家が重ければ重いほど、地震で揺れたときに家全体が大きく揺れます。
大きく揺れると、倒壊へつながるほどの家自体へのダメージがあります。
それだけではなく、家の中の建具が曲がってしまい避難を妨げたり、
家財が倒れてきたりして怪我につながります。
ですから、外壁材を軽いものにして家全体の重量を軽くする必要があるのです。
外壁を軽くするための外壁材
わたしは、ガルバリウムの外壁材をおすすめしています。
外壁材に最も使われているのは、窯業系の外壁材です。
タイルやレンガ模様の外壁です。
ガルバリウムの外壁はそれに比べてもかなり軽いです。
さらに、耐久性も高い。
そして、見てください。ガリバリウムを外壁にした家のこのおしゃれさ。
だからガルバリウムの外壁材がいいのです。
次回は
①屋根を軽くした ②外壁を軽くした
この2つの効果を最大限に発揮するのが設計です。
地震に強い設計があってこそ、この2つの効果が生きるのです。
その設計とは、「③構造計算をした耐震等級3」なのです。
次回は、いよいよ最終回です。
地震に強く、長く使える、安心な家づくりをお手伝いします。